エアアジア X、キャピタル Aの航空事業を戦略的買収と発表

エアアジア・バハッド、およびエアアジア・アビエーション・グループ・リミテッドの100%株式取得に関する承諾書締結により、ASEANの航空業界は新たな時代へ

SEPANG, 8 January 2024 - エアアジア X(AAX)は2024年1月8日、キャピタル Aの航空事業であるエアアジア・バハッドおよびエアアジア・アビエーション・グループ・リミテッドの買収について、キャピタル Aとの間で法的拘束力のない承諾書を締結したことを発表いたしました。

この買収により、エアアジア Xは、エアアジア・ブランドの全ての短・中距離路線を包括するASEANの航空会社となります。また、市場ポジションの強化、業務効率の向上、最終的にはコスト削減と財務業績の改善など、比類のない利点が期待されています。

2023年11月にPN17(注意銘柄指定)を解除となったエアアジア Xの力強い回復力により、今回の航空事業の買収統合は推進されます。

エアアジア Xのダトー・ファム・リー・イー(Dato’ Fam Lee Ee)会長は次のように述べています。「今回の買収は、エアアジア XのPN17解除後の再生戦略において極めて重要な節目となり、財務の安定性を強化し、市場での地位を向上させるものです。エアアジア・ブランドの下、一つの上場企業として統合することは、当社の回復力と市場の信頼を活用し、一元化された無二の旅行体験をお客様にお届けし、株主の皆様には大きな価値を提供するという当社のコミットメントの表れです。」

「エアアジア・ブランドの下にある全ての航空会社の強みを活かしながら、私たちは航空業に専念する事業体を作り上げる準備ができています。戦略的買収によって生まれる相乗効果は、財務再建だけではありません。今回の動きは、航空業界の未来を形作る先駆者として当社の役割を象徴するものでもあります。将来は計り知れない可能性を秘めており、私たちはこの変革の旅に出ることに興奮しています。」

提案された買収に関する詳細な発表、およびそれらが各種財務指標に及ぼす影響については、最終的な株式売買契約とその完了を条件とし、追って発表される予定です。