エアアジア X、第3四半期営業統計
提供座席数も増え、旅客数が10倍となり好調な業績を維持
提供座席数が9倍となるも、搭乗率は80%を維持
インドと中国への主要路線を中心に戦略的に市場を拡大
SEPANG, 24 October 2023 - エアアジア X バハッド(エアアジア X)は、2023年第3四半期(2023年7月~9月)の営業統計を発表しました。
2023年第3四半期においてエアアジア Xは、提供座席数が前年同期比9倍を超える1,014,432席に急増したにもかかわらず、搭乗率(Passenger Load Factor, PLF)は前年同期比7%増となる80%と好調でした。この結果は、当四半期において前年同期比10倍となる807,000人以上の搭乗者数(前年同期は約80,500人)を記録したことによります。
有効座席キロ(Available Seats Per Kilometre)は、提供座席数の増加とネットワークの回復に支えられ、前年同期比12倍近い44億1,200万有効座席キロと大幅に増加しました。エアアジア Xの座席数は前四半期比で24%増加し、有効座席キロは26%増加しました。これは稼働機材が前四半期比で3機増えたためです。
第3四半期、エアアジア Xは、インドで2つ目の路線となるアムリトサル(週4便)線を、中国で4つ目となる成都(週3便)線を開設しました。どちらもエアアジア Xが主要市場と考えるパンデミック以前に就航していた都市となります。上海(中国)、およびパース(オーストラリア)線も毎日運航になり、運航便数は前年同期末の23便に対し週114便と急増し、前四半期比19%増となりました。
関連会社であるタイ・エアアジア Xの当四半期の総搭乗者数は342,078人で、搭乗率は82%と好調な結果となりました(ともに暫定値)。タイ・エアアジア Xの有効座席キロは前年同期比6倍のとなる17億9700 万人、提供座席数は前年同期比5倍の416,053 席となりました。ネットワーク全体では、上海線が週6便になるなど、タイ・エアアジア Xの運航便数は前四半期比15%増加しました。
2023年9月末時点でエアアジア Xの総機材数はエアバスA330が17機(そのうち14機が稼働)で、タイ・エアアジア Xの総機材数は、エアバスA330が8機(そのうち6機が稼働)となります。
Third Quarter 2023 Operating Statistics
(1) Number of earned seats flown. Earned seats comprise seats sold to passengers (including no-shows) and seats provided for promotional purposes
(2) Number of seats flown
(3) Passengers Carried / Capacity
(4) Available Seat Kilometres (ASK) measures an airline’s passenger capacity. Total seats flown multiplied by the number of kilometres flown
(5) Revenue Passenger Kilometres (RPK) is a measure of the volume of passengers carried by the airline. Number of passengers multiplied by the number of kilometres these passengers have flown
(6) Number of flights flown, *excluding charter and cargo flights