エアアジア、欧州航空安全機関の耐空性改善通報に基づきA320型機全機で対応を実施
SEPANG, 29 November 2025 — 欧州航空安全機関(EASA)より発出された耐空性改善通報(AD)において、エアバスA320ファミリー機のソフトウェアをロールバックするよう求められたことを受け、エアアジア・アビエーション・グループ(以下、エアアジア)は、2025年11月29日より、当該通報に基づく改修作業を順次実施いたします。本通報はA330型機には影響いたしません。
エアアジアは、当該改善通報への準拠を最優先させ、迅速な対応を図るとともに、必要に応じて運航スケジュールを調整します。メディアによるエアバス関係者の情報では、世界全体でおよそ6,000機が影響を受ける可能性があるとされています。
影響を受ける便をご予約のお客様へは、エアアジアより直接ご連絡し、代替便やサービス代替対応措置のご案内いたします。お客様におかれましては、「AirAsia MOVE」アプリ(airasia.com/flightstatus)、チャットボット「AskBo」、または登録済みのメールアドレスを通じて最新情報をご確認いただくようお願いいたします。
エアアジア・アビエーション・グループ・リミテッドの最高経営責任者(CEO)のボー・リンガム(Bo Lingam)は次のように述べています。 「当社は耐空性改善通報への対応を直ちに開始しており、今後48時間以内に全作業の完了を目指しています。お客様への影響を最小限に抑えながら、安全運航の最高基準を維持するための必要措置であることをご理解いただきたいと思います。また、速やかに作業を開始し、24時間体制で対応している当社エンジニアリングチームにも深く感謝します。」