エアアジア X、2025年第4四半期および通期の決算報告を発表

プロフォーマベース※における2025年のエアアジア X グループの業績
※2025年度にすでに航空会社の統合があったと仮定し算出

  • プロフォーマベースで2025通期では税引後利益(PAT)19億6,000万リンギットを達成

  • プロフォーマ株主資本は7億6,700万リンギットに

  • 統合完了を受け、2026年通期の売上高は250億リンギット、EBITDA50億リンギット、営業利益率をの目標を5%に設定

エアアジア X単体での業績

  • エアアジア X単体での2025年通期における税引後利益(PAT)は1億9170万リンギット

  • 2025年第4四半期における税引後利益は7,860万リンギットと前年同期比3倍に拡大
    ワイドボディ機運用の最適化による平均運賃15%上昇と為替差益が寄与

エアアジア短距離事業

  • 短距離事業は2025年第4四半期に営業利益(NOP)5億リンギット、利益率10%を達成

SEPANG, 26 February 2026 - エアアジア Xバハッド(以下、エアアジアX)は、2025年第4四半期(2025年10月1日~12月31日)および2025年12月期通期の決算(未監査)を発表しました。

エアアジア XによるAirAsia Berhad(エアアジア・バハッド)およびAirAsia Aviation Group Limited(エアアジア・アビエーション・グループ・リミテッド)の買収完了を受け、当グループは単一の航空プラットフォームのもとに統合されました。株主の皆さまに新体制の事業規模を明確にご理解いただくため、本リリースには短距離路線事業の12カ月通期業績を含めております。これにより、拡大後の事業基盤を評価するための基準を提示するとともに、2026年1月16日時点で統合された資産の全体像を包括的に示すものです。

2025年通期ハイライト:

プロフォーマベースにおいて、当グループは金利・税金・償却費控除前利益(EBITDA)46億リンギットを計上し、収益目標を達成しました。営業利益(NOP)は13億リンギット、利益率5.9%となり、社内目標を上回りました。通期売上高は第2~第3四半期におけるタイ観光需要の低迷や、稼働機材数が予想を下回った影響を受けたものの、旅客数が前年比2%増の6,860万人に達したことにより、前年並みの222億リンギットとなりました。

エアアジア X単体では、売上高33億リンギット、税引後利益1億9,170万リンギットを計上しました。年間旅客数は400万人超、搭乗率は82%と健全な水準を維持しました。機材再稼働およびカラチ、タシュケント、イスタンブールへの新規就航に伴い整備費が増加したものの、ユニットコスト※は13.04センと前年同期比5%改善しました。
※ユニットコスト:1座席キロメートル(ASK)当たりのコスト

2025年第4四半期のハイライト:

エアアジアの短距離事業は、2025年度第4四半期において営業利益5億リンギットを計上し、過去の損失から大幅な黒字転換を達成しました。搭乗率は84%と高水準を維持し、タイ市場の回復が業績を牽引しました。

エアアジア X単体では、税引後利益7,860万リンギットを計上しました。平均基本運賃は前年同期比15%増の568リンギットへ上昇し、為替差益も寄与しました。提供座席数はネットワーク再編により6%減少したものの、長距離路線への集中により有効座席キロ(ASK)※は4%増加しました。付帯収入は2億9,900万リンギットとなり、旅客一人当たり支出額は前年同期比13%増の302リンギットとなりました。
※有効座席キロ(ASK):総座席数と輸送距離の積

卓越したオペレーション体制 :

  • エアアジア・カンボジアの黒字化: ブランド力とネットワーク接続性を背景に、エアアジア・カンボジアは2024年5月の就航以来初の通期となった2025年度に黒字を達成し、通期の営業利益率は7.5%となりました。

  • フィリピンおよびインドネシアの回復: エアアジア・フィリピンは、金利・税金・償却費控除前利益(EBITDA)を改善し、新設したセブ拠点(ハブ)および戦略的な空港提携を通じて、さらなる成長を見込んでいます。エアアジア・インドネシアは、2025年第4四半期に季節的な需要の落ち込みがあったものの、第3四半期に黒字化を達成するなど収益力を示しており、引き続き堅調な業績を維持しています。

  • コストリーダーシップ: プロフォーマベースにおいて、当グループの2025年度のユニットコスト(CASK)は前年比9%減の4.26米セントとなりました。これは、燃油費、整備費、空港使用料の低減に加え、短距離路線におけるナローボディ機への戦略的移行が寄与したものです。

  • 付帯収入の拡大: エアアジアX単体の旅客一人当たり付帯収入は302リンギット(前年同期比13%増)となりました。短距離路線においても、「MOVE」プラットフォームを通じた手荷物許容量の追加購入や座席指定の利用が好調で、収益拡大に寄与しています。グループ全体では、旅客一人当たりの付帯収入は63リンギットとなり、総売上の19%を占めました。  

2026年社内目標:

拡大した機材規模と統合戦略を背景に、当グループは2026年度に向けて以下の目標を設定しました。

注記: 

  1. プロフォーマ数値は、2025年1月1日に航空事業統合が完了していたと仮定した場合の、AirAsia Berhad(マレーシア)、タイ・エアアジア、エアアジア・インドネシア、エアアジア・フィリピン、エアアジア・カンボジアの12カ月連結実績を含みます。参考および基準値提示のみを目的としています。

  2. 営業利益(NOP)は、非営業用航空機減価償却費および非営業用航空機金融費用控除前の中核航空事業利益を指します。